資さんかわら版

  • 2021年02月01日

【創業者 大西章資の想いをつなぐ vol.3】資さんが大切にしてきた想い

【創業者 大西章資の想いをつなぐ vol.3】資さんが大切にしてきた想い

創業者とご縁が深かった方のお話を通して、資さんが大切にしてきた想いを伝えます🍀

語ってくれたのは…

本社事務所の事務全般を担当した後、通販事業を経て現在は工場の事務を担当している従業員さんです。

■資さんの中でも勤務歴がとても長いそうですね。

知り合いの方から資さんが事務職を募集していることを聞き、入社したのが1984年です。

面接で初めてお会いした大西さんは40代前半。社長というより、気さくなうどん屋のおじさんという印象でしたね☺️当時はまだ4店舗で、事務所は事務長、先輩女性と私の3人体制で仕事をしていました。

■このプライスカードは大西さんが書かれたのでしょうか?👀 

はい、頭の回転が速く、字を書くのも上手で✨

当時は店舗のプライスカードを大西さんが自ら筆で書いていたのですが、独特な味のある字は、うどん屋のメニューにぴったりでした。

「これ書かん?」とよく言われましたが、とても真似はできなかったです(笑)。厨房で使う工具なども自分で作っていましたし、手先が器用で何をやってもできる才能豊かな人でした。

■大西さんはどんな方だったのでしょうか。

店舗で頑張っている従業員の日頃の労をねぎらうために、年末にはお肉を仕入れて自分で切り分け、従業員に配るなど、サービス精神と気配りが素晴らしい方でした。

味へのこだわりは強く、とても研究熱心でした🥢

工場ができる前は、事務所の小さな台所で試作をすることもあり、いろいろな人に試食をさせて意見を聞くのですが、最後は大西さんが味を決めていましたね。製鐵所のある戸畑が故郷なので、工場で汗をかいて働く人の口に合うような少し濃い味付けを好まれました。

従業員にいつも「会社員じゃなく、商売人になれ」と言っていた大西さん。資さんうどんはこれからも、従業員一人ひとりがそれぞれの店舗を自分の店だと思いながら、地域に愛される一番食堂となれるよう精進して参ります✨🙇‍♀️